父の日についての様々な情報を発信している、父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」(https://chichinohi.jp/ )は、全国の10代~70代以上の男女(計930名)を対象にアンケートを実施し、2026年版の調査データを公開しました。
その中で、「お父さんの年代を教えてください」という質問に対し、最も多かった回答は「70代(40.1%)」となりました。さらに「80代(19.0%)」「90代以上(2.8%)」を合わせると、実質的に“父の日ギフトを贈られるお父さん”の6割以上(61.9%)が70代以上という結果になりました。
「お父さん」と聞くと、40代〜50代の働き盛り世代をイメージする人も多いかもしれません。
しかし今回の調査では、実際の父の日市場においてギフトを受け取っているのは、70代・80代の“シニア世代のお父さん”が中心であるという実態が見えてきました。
調査トピックス
- 父の日ギフトを贈られる“お父さん”の6割以上が70代以上。最多は70代(40.1%)。
- 日本社会全体の高齢化に伴い、父の日=「40〜50代の現役父親」というイメージから「シニア世代」へ移行。
- 実際の検索データでも、うなぎ・和菓子・健康グッズなど“健康を気遣うギフト”需要の拡大を裏付け。
- ネクタイやゴルフ用品中心だった父の日市場から、“実用性・安心感・長寿祝い重視”へシフト。
- 調査エリア:全国
- 調査主体:父の日.jp
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:10代~70代以上の男女(計930名)
- 調査期間:2026年3月10日~3月31日
- ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100とはならない場合があります。
- 20代:0.2%
- 30代:0.3%
- 40代:1.8%
- 50代:10.1%
- 60代:25.6%
- 70代:40.1%
- 80代:19.0%
- 90代以上:2.8%
(70代以上が全体の61.9%を占める)
「お父さん=40〜50代」はもう古い?父の日ギフトを贈る“お父さん”の6割以上が70代以上。父の日ギフト市場にも高齢化の波
一昔前の父の日ギフトと言えば、ネクタイ、ワイシャツ、ゴルフ用品など、“働くお父さん向け”のイメージが強いイベントでした。しかし現在は、日本全体の高齢化が進み、父の日ギフト市場にも劇的な地殻変動が起きています。
当メディアが発表した最新の「5月版・父の日検索キーワードランキング2026」においても、その傾向は顕著に現れています。不動の1位である「うなぎ」をはじめ、「パジャマ(5位)」「リカバリーウェア(7位)」「枕(10位)」「健康ギフト(15位)」といった、“健康”や“心身の疲れを気遣う”ジャンルが上位を独占しています。
背景には、社会全体の高齢化に加え、“父の日ギフトを贈られるお父さん”そのものが高齢化しているという現実があります。
【父の日.jp編集部の分析】
「現在の父の日は、単なる日頃の“ありがとう”を伝える日を超えて、“これからも元気で長生きしてね”という健康や長寿を願うイベントへと変化していると言えます。」
「70代以上」は、今や“父の日の主役世代“
今回の調査結果で特に印象的だったのは、“70代以上=おじいちゃん世代”という一般的なイメージとのギャップです。
しかし実際には、その70代以上こそが、現在の父の日市場を支える中心層になっています。
父の日.jp編集部では、
「昔は“父の日=現役世代の父親”というイメージが強かったが、現在の40〜50代はまだ幼い子供の子育て中のケースも多く、“父の日をもらう側”という感覚が薄い。一方、70代以上は“父として感謝される世代”として定着している」
と分析しています。
つまり、現在の父の日は、“お父さん向けイベント”というより、“シニア世代へ感謝を伝えるイベント”へ変化している側面があるのです。
トレンドは「おしゃれさ」よりも、外さない「安心感」と「実用性」
父の日ギフトを受け取る側の高齢化は、ダイレクトに“売れる商品の傾向”にも表れています。
例えば、若年層向けのトレンド商品や、使い方が複雑な最新のデジタルガジェット系ギフトよりも、以下の4つの要素を満たす商品が圧倒的に選ばれやすくなっています。
- 分かりやすい(例:説明が不要で誰でも知っている老舗の味)
- 安心感がある(例:定番ビールや実績のある有名ブランド)
- 健康を気遣える(例:着て寝るだけで疲労回復をサポートする衣類)
- すぐ使える(例:調理の手間がいらない、パウチを開けるだけの高級グルメ)
そのため、高級うなぎや和菓子、パーソナライズ枕などのギフトが、再び強い注目を集めています。
【父の日.jp編集部の分析】
「現在の父の日市場は、豪華さやサプライズ性、おしゃれさよりも、『お父さんが迷わず使えて、安心して贈れること』が重視される、超・実利主義の時代に入っています。」
お父さんの年齢が変われば、喜ばれるギフトも変わる。
今回の調査は、日本の高齢化社会を背景に、父の日そのものの意味や役割が「現役お父さんの応援」から「シニアお父さんの長寿・健康を願う日」へと変わり始めていることを示す、極めて興味深い結果となりました。
本調査データに関する注意点と分析の補足
本調査において「お父さんの年代の6割以上が70代以上」という結果になった背景には、回答者の中心が30代〜50代(計82.7%)であるという統計上の特性が含まれます。
しかしながら、この30代〜50代の子ども世代こそが、ECモールや百貨店等において「現在、実際に予算を割いて父の日ギフトを購入しているメインボリューム層」に他なりません。
したがって、本データは単なる年齢の統計データではなく、「今、日本の消費市場で実際に動いている『父の日ギフト実購買層』が、どのようなお父さんを思い浮かべてプレゼントを選んでいるか」という受給実態を正確に捉えた、極めて信憑性と実用性の高いデータであると分析しております。
父の日ギフトの意識調査アンケート2026年版
https://chichinohi.jp/fathers-day-survey/
父の日.jp内で統計調査を公開しています。過去との比較が可能です。
https://chichinohi.jp/fathersday/giftconscious/



