

父の日.jpでは、2025年度の父の日に関するアンケート調査を実施しました。
この調査は、父の日前と父の日後の2回にわたってアンケートを実施し、今回は父の日後の調査を紹介しています。
これにより、父の日前の結果と父の日後の結果を比較し、実際に父の日に何を贈ったのか、どのような行動をしたかについて調査しました。
2025年の父の日に「プレゼントを贈った方」へのアンケート
この調査では、2025年の父の日後に、プレゼントを贈った全国の20代~70代以上の男女(計412名)を対象に、父の日に関するアンケート調査を実施しました。
- 調査エリア:全国
- 調査主体:父の日.jp( https://chichinohi.jp )
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:20代~70代以上の男女(計412名)
- 調査期間:2025年6月22日~7月13日
- ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100とはならない場合があります。
- 2025年の父の日に「プレゼントを贈った方」へのアンケート
- 父の日に何を贈りましたか?
- 父の日ギフトはどこで購入しましたか?
- 父の日ギフトにかけた予算はいくらですか?
- 父の日の当日はどのように過ごしましたか?
- 父の日ギフトはいつ頃購入しましたか?
- 母の日・父の日でのプレゼント対比(義母・義父含む)
- 2025年の父の日に「プレゼントをもらった方」へのアンケート
- 父の日に何をもらいましたか?
- 父の日にもらえたら嬉しいプレゼントは何ですか?(本音)
- 父の日のプレゼントで、贈られても負担に感じない金額はいくらですか?
- 贈りもの以外で、父の日に「~してもらえたら嬉しい」ことは?
- 父の日ギフトはいつ頃受け取りましたか?
- 父の日の「お返し」についてお聞かせください
- 母の日との対比を調べる質問です。該当する項目すべてにチェックを入れてください
- 母の日と比べて父の日に格差を感じますか?
- 他のアンケート調査もご覧ください!
父の日に何を贈りましたか?
- 食品・グルメ:32.8%
- お酒・ビール:25.7%
- ファッション・アクセサリー:9.5%
- スイーツ:9.5%
- 健康・生活雑貨:5.8%
- 食事(食事券なども含む):5.1%
- 趣味に関するもの:4.4%
- その他:2.7%
- メール・手紙・メッセージカード:2.4%
- お花・観葉植物:1.5%
- 旅行(旅行券・宿泊券なども含む):0.7%
父の日に何を贈ったかというアンケート結果からは、「食品・グルメ」が32.8%で「お酒・ビール」の25.7%を上回る結果となりました。
これまで“父の日ギフトの定番”とされてきたお酒を抑えて、食べ物系のギフトがトップに立ちました。定番でありながら実用的な“食のギフト”は、父の日における不動の人気を再確認させる内容です。
一方、「ファッション・アクセサリー」「スイーツ」がともに9.5%と並び、父の日でも見た目や嗜好を意識した贈り物が一定の支持を得ています。女性向けギフトに比べるとバリエーションが限られがちな父の日ですが、年々ギフトのジャンルも少しずつ広がっている様子が見て取れます。「メール・手紙・メッセージカード」は2.4%にとどまり、母の日に比べると“言葉で伝える”文化はまだ浸透しきっていない印象です。全体的には、実用性・消耗性・気軽さを重視したギフトが選ばれており、感謝を込めつつも、気負わずに贈れる“ちょうどいいプレゼント”が父の日の主流となっていると考えられます。
「お酒・ビール」と答えた人の理由
- 父は晩酌が楽しみの一つなので、ちょっと高級なクラフトビールのセットを選びました。(30代)
- 好きなものを贈るのが一番喜ぶから(40代)
- お酒が好きだから(60代)
父の日ギフトはどこで購入しましたか?
- インターネット通販:43.8%
- ショッピングモール:17.4%
- スーパーマーケット:15.0%
- 百貨店・デパート:10.9%
- 購入していない:6.8%
- その他:2.9%
- ギフトショップ:1.0%
- 雑貨店・セレクトショップ:1.9%
- お花屋さん:0.2%
父の日ギフトの購入場所に関するアンケートでは、「インターネット通販」が43.8%と圧倒的に多い結果となりました。利便性や配送の手軽さから、父の日のギフト選びにもECがすっかり定着したことがうかがえます。特に仕事や家事に忙しい世代にとって、自宅で手軽に選べるオンラインショッピングは強い味方といえるでしょう。続いて「ショッピングモール」が17.4%や「スーパーマーケット」が15.0%といった身近な実店舗での購入も一定数あり、“買い物のついで”にギフトを用意するライト層のニーズが読み取れます。百貨店・デパートも10.9%と健闘しており、目上の父親や義父への“きちんと感”を求める場合は、対面で選ぶ安心感が根強く支持されているようです。
一方で「ギフトショップ」や「雑貨店」はわずか数%台にとどまり、専門性よりも“手軽さ・選びやすさ”が重視されている傾向が見てとれます。最下位の「お花屋さん」は0.2%と、母の日に比べて花を贈る習慣がほぼ見られない点も、父の日ギフトの特徴の一つです。全体として、実用性とスピード感を重視した購買行動が父の日市場にも色濃く表れている結果となりました。
「インターネット通販」と答えた人の理由
- 父の日キャンペーンで、安く購入できたから。(30代)
- 忙しくて買いに行く暇がないため。(40代)
- 種類が多く配送も簡単だからです。(50代)
父の日前の調査データ:父の日ギフトをどこで購入していますか?
父の日ギフトにかけた予算はいくらですか?
- 3,000~4,000円未満:21.3%
- 2,000~3,000円未満:17.6%
- 4,000~5,000円未満:16.6%
- 5,000~8,000円未満:13.7%
- 1,000~2,000円未満:13.4%
- 1,000円未満:5.6%
- 8,000~10,000円未満:5.4%
- 10,000~30,000円未満:3.9%
- 30,000円以上:1.0%
- お金をかけない:0.7%
- その他:0.7%
父の日ギフトにかけた予算についてのアンケートでは、「3,000~4,000円未満」が最多の21.3%を占め、次いで「2,000~3,000円未満」の17.6%、「4,000~5,000円未満」の16.6%と、全体の半数以上が2,000~5,000円の範囲内に集中する結果となりました。このことから、“高すぎず、安すぎない”程よい価格帯のギフトが主流となっていることがわかります。一方で、「5,000円以上」のギフトを選んだ層も合わせて24%近くおり、感謝の気持ちを形にしっかり表したいという意識の高さもうかがえます。ただし「1,000円未満」の5.6%や「お金をかけない」の0.7%といった低予算派も一定数おり、気持ち重視・無理のない範囲で贈るというスタンスも根強いようです。
母の日と比較すると、父の日の方が“やや控えめ”な印象を受ける一方で、近年はお酒やグルメ、実用性のある品を中心に、選びやすい価格帯が定着してきたと推測できます。全体として、父の日は「身近なありがとうを気負わずに伝える」ギフト文化が根づいてきていることが感じられる結果となりました。
父の日前の調査データ:父の日ギフトにかけられる予算はいくらですか?
父の日の当日はどのように過ごしましたか?
- お父さんと別々に過ごした:66.3%
- お父さんと一緒に過ごした:33.7%
このアンケートの結果、「お父さんと別々に過ごした」と回答した人は66.3%にのぼり、「一緒に過ごした」の33.7%を大きく上回る結果となりました。3人に2人が当日を“離れて過ごした”という実情から、父の日が「直接会う日」というよりも、「感謝を伝えるきっかけの日」として定着していることが読み取れます。背景には、親子が別居しているケースや、仕事・家庭の都合などで一緒に過ごすのが難しいライフスタイルの多様化があると考えられます。また、母の日に比べると“家族で過ごすイベント”としての色合いが薄く、父の日はやや形式的に祝われがちな傾向も影響しているかもしれません。ただし、だからといって無関心ではなく、当日にはギフトや言葉で“離れていても気持ちは届く”形で感謝を表している様子がうかがえます。今後は、会えないからこそオンラインでのメッセージやデジタルギフトなど、非対面でも想いを伝えられる手段の需要がさらに高まりそうです。父の日は「過ごし方」よりも「伝え方」に重点が移りつつある、そんなトレンドが見える結果といえるでしょう。
父の日前の調査データ:昨年の父の日はどのように過ごしましたか?
父の日ギフトはいつ頃購入しましたか?
- 父の日の1週間前:21.1%
- 父の日当日:17.7%
- 父の日直前の数日前:17.0%
- 父の日の3週間前:16.5%
- 父の日の2週間前:16.3%
- 父の日の1ヶ月以上前:9.0%
- 父の日を過ぎてから:2.4%
父の日ギフトの購入時期に関するアンケートでは、「1週間前に購入」が最多の21.1%となり、次いで「当日」が17.7%、「直前の数日前」が17.0%と続きました。全体として、父の日直前の1週間以内に購入する“ギリギリ派”が半数以上を占めており、父の日は比較的「直前に準備されるイベント」であることがうかがえます。一方で、「2週間前」が16.3%、「3週間前」が16.5%といった“計画的に準備する層”も一定数存在し、特に3週間前の回答が想定以上に高い点は興味深い傾向です。これは、EC利用者が配送トラブルを避けるため早めに手配したり、キャンペーン時期に合わせて購入した可能性が考えられます。「1カ月以上前」は9.0%と少数派ながら、しっかり準備する人も一定数存在します。一方で、「父の日を過ぎてから」が2.4%と非常に少なく、当日までに届けることへの意識が高まっていることも明らかです。全体として、母の日に比べて“やや後回し”にされがちな傾向はあるものの、ギフトのタイミングにも気を配る人が増えており、父の日も「感謝の気持ちを伝える大切な節目」として着実に定着してきていることが感じられます。
母の日・父の日でのプレゼント対比(義母・義父含む)
- 今年は母の日も父の日もプレゼントを贈った:90.5%
- 今年は父の日にプレゼントを贈ったが、母の日は贈らなかった:6.6%
- 今年は母の日も父の日もプレゼントを贈らなかった:2.2%
- 今年は母の日にプレゼントを贈ったが、父の日は贈らなかった:0.7%
「母の日・父の日プレゼント対比」に関するアンケートでは、「今年は母の日も父の日もプレゼントを贈った」という回答が90.5%と圧倒的多数を占め、両日をセットで捉え、平等に感謝を伝えようとする意識が高まっていることが明らかになりました。義父母を含むという設問の中でもこの割合は非常に高く、家庭内外を問わず「両親への感謝」を大切にする姿勢が根づいてきていることがうかがえます。興味深いのは、「母の日は贈らなかったが、父の日は贈った」が6.6%という回答が、「父の日は贈らなかったが、母の日は贈った」の0.7%を大きく上回っている点です。一般的に「母の日>父の日」の印象が強い中で、父の日にも意識的に贈り物をする人が増えていることは、父親への感謝や役割への見直しが進んでいる兆しともいえるでしょう。一方で、「どちらにも贈らなかった」は2.2%にとどまり、家族イベントとしての“母の日・父の日”が定着し、ギフト文化として根強く支持されている様子も浮かび上がります。贈る相手やタイミングは多様化しても、“感謝を伝える機会を大切にしたい”という現代人の思いがこの結果に表れていると言えるでしょう。
2025年の父の日に「プレゼントをもらった方」へのアンケート
この調査では、2025年の父の日後に、プレゼントをもらった全国の30代~70代以上(計70名)を対象に、父の日に関するアンケート調査を実施しました。
- 調査エリア:全国
- 調査主体:父の日.jp( https://chichinohi.jp )
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:30代~70代以上(計70名)
- 調査期間:2025年6月22日~7月13日
父の日に何をもらいましたか?
- 食品・グルメ:20.0%
- お酒・ビール:17.1%
- メール・手紙・メッセージカード:15.7%
- 趣味に関するもの:8.6%
- ファッション・アクセサリー:8.6%
- その他:8.6%
- スイーツ:7.1%
- 健康・生活雑貨:4.3%
最も多かったのは「食品・グルメ」の20.0%と「お酒・ビール」の17.1%で、父親の“好きなもの”を尊重し、実用的かつ手堅く喜ばれるものが選ばれていることが分かります。これは、「外さないプレゼント」として定番化している傾向といえるでしょう。注目すべきは「メール・手紙・メッセージカード」が15.7%と3位にランクインしている点です。モノよりも“気持ち”を伝える選択肢が意外に多く、プレゼントの価値が「物質的なもの」から「心の通い」に変わりつつある兆しとも受け取れます。若い世代や遠方に住む家族にとっては、簡便でありながらも真心が伝わる手段として定着しつつあるのかもしれません。また、「趣味」「ファッション」「健康雑貨」など、生活スタイルや個人の嗜好に合わせたギフトも一定の割合を占めており、今年の父の日ギフトには多様化が感じられました。
「メール・手紙・メッセージカード」と答えた人の理由
- 子供の成長を実感できて嬉しかった(40代)
- 絵も描いてあり、感謝の気持ちが有難いと思った(50代)
- 覚えていてくれたので、うれしかった(50代)
父の日にもらえたら嬉しいプレゼントは何ですか?(本音)
- お酒・ビール:24.3%
- 食品・グルメ:12.9%
- 何もいらない:11.4%
- メール・手紙・メッセージカード:11.4%
- その他:10.0%
- 趣味に関するもの:7.1%
- 現金・商品券:4.1%
- ファッション・アクセサリー:4.3%
- 食事(食事券なども含む):4.3%
- 健康・生活雑貨:4.3%
- スイーツ:2.9%
- 好きなことができる時間:2.4%
1位は「お酒・ビール」の24.3%で、好みが明確かつ手堅い選択肢として、贈る側・贈られる側双方にとって定番であることが分かりました。ただし注目すべきは、「食品・グルメ」の12.9%や「趣味に関するもの」の7.1%を抑えて、「何もいらない」と「メッセージカードや手紙」の同率11.4%が上位に入っている点です。これは、物質的なギフトよりも“気持ちが伝わること”に価値を感じている父親が増えていることを示唆しています。特に年齢を重ねた父親にとって、プレゼントよりも「覚えていてくれたこと」「感謝を伝えてもらえたこと」が何より嬉しい、という心情が反映されているのでしょう。また、「好きなことができる時間」2.4%といった自由時間への願望も見られ、モノより時間に価値を見出す傾向も一部で現れている点が興味深いところです。
「お酒・ビール」と答えた人の理由
- お酒が一番嬉しいです(50代)
- ちょっと高級なお酒は、自分では買わないから(60代)
- 子どもと一緒に飲みたいから(60代)
父の日のプレゼントで、贈られても負担に感じない金額はいくらですか?
- 1,000円未満:20.0%
- 2,000~3,000円未満:20.0%
- 1,000~2,000円未満:15.7%
- いくらでも負担に感じない:11.4%
- 4,000~5,000円未満:10.0%
- 3,000~4,000円未満:8.6%
- 8,000~10,000円未満:7.1%
- 5,000~8,000円未満:4.3%
- 10,000~30,000円未満:1.4%
- お金をかけない:1.4%
このアンケート結果を見ると、父の日のプレゼントについて、受け取る側である父親たちが「高価でなくても気持ちが伝われば十分」と考えている傾向があるようにも見受けられます。特に「1,000円未満」と「2,000~3,000円未満」が同率20.0%、「1,000~2,000円未満」の15.7%を合わせると、過半数が3,000円未満のプレゼントであれば負担に感じないと答えており、金額に対する慎重な意識がうかがえます。「いくらでも負担に感じない」が11.4%とする自由な考え方も一定数ありますが、全体としては「相手に気を遣わせたくない」「ささやかなもので十分」という価値観が背景にあるのかもしれません。また、「お金をかけない」が1.4%という回答からも、物質的な贈り物よりも、気持ちや時間を共有することのほうが嬉しいと感じている方もいるのではないでしょうか。5,000円以上と答えた層は少数であり、父の日が豪華なギフトイベントというよりも、日ごろの感謝を“ちょっとしたかたち”で伝える日として捉えられている可能性も考えられます。
「2,000~3,000円未満」と答えた人の理由
- あまり高額だと子どもに申し訳ない(40代)
- お金をかけてほしくないから(40代)
- 高額すぎると気を使ってしまう(50代)
贈りもの以外で、父の日に「~してもらえたら嬉しい」ことは?
- 一緒に過ごす:29.5%
- ありがとう等の感謝の言葉:19.7%
- マッサージ:16.4%
- 特になし:9.8%
- メッセージや手紙:8.2%
- その他:6.6%
- 手伝い:4.9%
- なんでも良い:3.3%
- 元気でいてくれればいい:1.6%
このアンケート結果からは、父の日における“理想の過ごし方”について、贈りもの以上に「心のつながり」や「時間の共有」を重視する父親像が垣間見えるように思われます。最も多かったのは「一緒に過ごす」が29.5%で、物をもらうよりも“家族と過ごす時間”そのものに価値を感じている父親が多いのではないかと推測されます。また、「ありがとう等の感謝の言葉」が19.7%、「メッセージや手紙」が8.2%、「マッサージ」が16.4%といった回答もあわせてみると、形あるプレゼントよりも、思いやりや労いの気持ちを感じられるコミュニケーションやスキンシップが嬉しいと感じている様子もうかがえます。一方で「特になし」の9.8%や「なんでも良い」の3.3%という回答も一定数あり、「期待しすぎない」あるいは「祝ってもらえるだけで十分」といった控えめな姿勢も感じられます。「元気でいてくれればいい」が1.6%という声も含めて、父の日が“豪華なサプライズ”ではなく、“ささやかなつながり”を再確認する機会として受け止められているようにも見えます。
父の日ギフトはいつ頃受け取りましたか?
- 父の日当日:75.7%
- 父の日直前の数日前:12.9%
- 父の日の1週間前:5.7%
- 父の日を過ぎてから:5.7%
父の日ギフトの“受け取りタイミング”に対するこだわりや、贈る側の計画性・配慮のあり方が見えてくるように思われます。特に「父の日当日」に受け取った人が全体の75.7%と圧倒的多数を占めており、多くの家庭で“その日に届けること”が重視されている傾向があるのではないでしょうか。これは、父の日という特別な日に合わせて感謝を伝えたいという気持ちが、贈り手の間でしっかり根づいている表れとも考えられます。また、贈られる側である父親にとっても「ちゃんと当日に届くこと」が嬉しさや感動を増幅させている可能性もあるのかもしれません。一方で、「数日前」の12.9%や「1週間前」の5.7%という早めの到着も一定数存在しており、早めに準備しておこうという贈り手の慎重な姿勢がうかがえます。逆に「過ぎてから届いた」というケースも5.7%あり、忙しさや配送事情によっては、理想通りのタイミングにならないこともあるようです。全体として、父の日は“日付を意識して贈るイベント”として捉えられていることが伺え、贈り物の内容だけでなく“いつ届けるか”もまた、気持ちの表れの一つとして重視されているのではないかと感じられる結果です。
父の日の「お返し」についてお聞かせください
- プレゼントを貰ったがお返しはしない:58.6%
- プレゼントを貰ったのでお返しをする:37.1%
- プレゼントを貰わなかった:4.3%
このアンケート結果では、父の日における「お返し」という行為が、一般的な慣習とはやや異なる感覚で捉えられている可能性が感じられます。全体の過半数の58.6%が「お返しはしない」と回答しており、父の日は“感謝される日”であって、“お返しを求められる日”ではないという意識が根強いのかもしれません。一方で、「お返しをする」と答えた人も4割近く(37.1%)おり、何らかの形で感謝や喜びを表したいと考える父親も一定数いるようです。また、父の日は「受け取る側」が主役でありながらも、贈られたことへの感謝を示す“ささやかな返礼”が、家庭の中で自然に行われている家庭もあるのではないでしょうか。その一方で「プレゼントを貰わなかった」が4.3%という声もわずかながらあり、父の日の認知や習慣の浸透には個人差や家庭環境の違いも影響していることがうかがえます。
母の日との対比を調べる質問です。該当する項目すべてにチェックを入れてください
- 母の日(妻)と父の日(自分)それぞれプレゼントを貰った:82.9%
- 母の日(妻)と父の日(自分)、夫婦揃ってプレゼントは貰わなかった:6.6%
- 母の日(妻)のプレゼントはあったが、父の日(自分)は貰えなかった:5.3%
- 母の日(妻)のプレゼントはなかったが、父の日(自分)は貰えた:5.3%
このアンケート結果を見ると、母の日と父の日が“夫婦セットのイベント”として家庭内に根づいている様子がうかがえます。特に「両方プレゼントをもらった」の82.9%という回答が大多数を占めており、子どもや家族が両親に対してバランスよく感謝を表している傾向があるのではないかと推測されます。一方で、「母の日はあったが父の日はなかった」が5.3%という差も少数ながら存在しており、世間的な“母の日優勢”の雰囲気が、わずかに反映されているとも考えられます。母の日のほうが歴史も長く、贈り物の文化として定着している分、父の日はまだ若干“後発”の印象を持たれる場面もあるのかもしれません。とはいえ、「父の日だけもらった」が5.3%という回答も同数あり、必ずしも母の日が優先されているわけではないことも見てとれます。また、「両方もらっていない」が6.6%という層も一定数おり、全員が何らかの形で祝われているわけではない点にも注目すべきでしょう。この結果は、父の日・母の日が“両親への感謝”という共通軸で理解されながらも、家庭ごとに異なるスタイルや重みづけで受け止められている可能性を示唆していると考えられます。
母の日と比べて父の日に格差を感じますか?
- 格差を感じない:84.3%
- 格差を感じる:15.7%
2025年現在における「父の日」の家庭内での位置づけが、以前に比べてかなりポジティブなものになってきている印象を受けます。「母の日と比べて格差を感じない」と答えた方が84.3%と圧倒的多数を占めており、父の日も母の日と同様に、大切にされていると感じている父親が多いようです。これは、近年の“父の日格差”という言葉が話題になった時期と比べて、父親に対する感謝の表現が社会的にも家庭内でも自然なものとして浸透してきた証とも受け取れるかもしれません。とくに、母の日と父の日をセットで祝うスタイルが定着しつつある家庭では、イベントとしての「平等感」が保たれているのではないでしょうか。一方で、「格差を感じる」が15.7%という回答も一定数あり、その理由は内容や熱量、タイミング、子どもたちの関与度など、さまざまな要素が影響していると考えられます。贈り物があるかないかだけでなく、「気持ちが込められているか」「形ばかりになっていないか」といった、目に見えない部分での違いを敏感に感じ取っている可能性もありそうです。この結果からは、父の日が“第二の母の日”としてではなく、“家族の絆を再確認する日”として、確かな存在感を持ちつつあることがうかがえます。格差があるかどうかというよりも、「どう祝われたか」「どれだけ心がこもっていたか」に、父親たちは目を向けているのかもしれません。
他のアンケート調査もご覧ください!
父の日.jpでは、他にも「父の日ギフト事情」について調査したアンケート結果を公開しています。父の日ギフトの予算、どこで購入しているか、選ぶ時に重視するポイントなど、皆さんの気になる情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。
● 当ページで掲載しているグラフやアンケートデータは、メディア媒体において自由にお使いいただけます。ただし、情報元として当サイトのコピーライト表記と、リンク設定を併せて掲載いただきますようお願いいたします。
◆ WEBサイト上での記載例
◆ 新聞、雑誌、書籍、テレビ等の記載例
調査元:父の日.jp ( https://chichinohi.jp/ )
アンケート:父の日.jp 調べ
など


















