父の日.jp では「昨年の父の日はどのように過ごしましたか?」という質問で、全国の10代~70代の男女(計665名)を対象に、2025年度の父の日に関するアンケート調査を実施しました。
- 調査エリア:全国
- 調査主体:父の日.jp
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:10代~70代の男女(計665名)
- 調査期間:2025年2月26日~3月19日
- ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100とはならない場合があります。
昨年の父の日はどのように過ごしましたか?
- お父さんと別々に過ごした:73.8%
- お父さんと一緒に過ごした:25.1%
- その他:0.8%
このアンケート結果からは、多くの人が父の日を離れて過ごしているという結果になりました。「お父さんと別々に過ごした」と答えた人が73.8%と大多数を占めており、対して「一緒に過ごした」人はわずか25.1%。これは、実家を離れて暮らしていたり、物理的な距離だけでなく、父親との関係性が日常的に近くはないという家庭も多いことを示唆しています。
定点調査による年度別の推移
定点調査からは、父の日は「離れて過ごす」ことがスタンダードになりつつあるという現代的な家族のかたちが浮かび上がります。「お父さんと別々に過ごした」と回答した人は2025年で73.8%と、ここ数年70%前後で高い水準を維持しています。特にコロナ禍以降、遠方で暮らす家族との面会が難しくなった影響もあり、会えないけれど気持ちは届けたいという形が定着してきたと考えられます。一方で「一緒に過ごした」は25.4%。2020年は31.0%だったものの、以降は減少傾向にあり、直接会って過ごす父の日は少数派となっています。それでも1割強の人が対面で感謝を伝えており、家族ごとの距離感や生活スタイルが反映された結果といえます。「その他」が2020〜2021年は10%超と高かったのに対し、2022年以降はほぼゼロに近づいており、父の日の過ごし方が“贈る”か“会う”の2軸に整理されてきたことも読み取れます。
昨年の父の日はお義父さんとどのように過ごしましたか?
- お義父さんと別々に過ごした:92.4%
- お義父さんと一緒に過ごした:6.0%
- その他:1.6%
このアンケート結果からは、「お義父さんと別々に過ごした」が92.4%と圧倒的多数を占めており、実父以上に、義父とは物理的にも心理的にも距離を置いて過ごす傾向が強いことが見て取れます。これは、遠方に住んでいるケースや、普段の接触頻度の少なさ、また義父に対して気を遣うという関係性の特徴が影響していると考えられます。一方で、「一緒に過ごした」はわずか6.0%にとどまり、義父と直接顔を合わせて感謝を伝えるという行動はかなり限定的です。だからこそ、義父へのギフトやメッセージは、距離を感じさせない丁寧さや、配慮ある選び方がより重視される傾向にあると言えるでしょう。
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